›February 27, 2004

日本一周 by吉田(12期幹事長):Vol01

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Vol 01

日本一周チャリ 第1回

7/21〜10/4、76日間、自転車で日本一周してきました。始めは北海道一周しようと思っていたのですが、自宅〜宗谷岬の東日本縦断、東日本一周、そして日本一周とどんどん自分の中で夢が広がっていき、不安もありましたが日本一周できるんだという強い確信と不屈の浮浪者魂で何とか無事に帰ることができました。ゴールは大隈行動前で自然人の皆に迎えられ、感激しました。今回の月刊自然人から3回に分けて連載という形で、感謝の気持ちを込めつつ、日本一周の体験談・思い出とチャリの魅力を伝えたいと思います。地図を片手に読むと分かりやすいです。


第1回 7/21〜8/6 北海道一直線編

7・21 東川口〜小山 1日目 日本一周スタート

いよいよ出発の日。8:20起き。「すずらん」連続テレビ小説もこれでしばらく見れなくなると思うと思わず目がいってしまう。道西チャリがはじまる7/28まではS久間と2人で行動する。奴は川越なので大宮ソニックシティに待ち合わせ。12時。さすがに日本一周ともなると準備に時間がかかる。前日夜中3時までやってたのに終わらない。S久間からTEL。「パッキングうまくいかないんだけど」。S久間は2年生からサークルに入り、アウトドアの経験がない。もちろんチャリも。しかたない。家の玄関は誰も通れないほどの荷物が…。パッキングには性格が現れます。繊細な人は早いし何も考えずいると入りません。S久間は…遅かった。俺もS久間も時間遅れても気にしなかった「沖縄タイムだから」関係ないだろ!今年はパインツアーに行けないが北と南で心はつながっていると信じていた。なんて。母とじいちゃんに送られ、出発!

 今回、通るルートに遠い親戚でも顔も忘れたぐらい昔の友達でも少しでも知ってる人に関係があれば連絡をしようとしました。せっかく日本一周するのだからあいさつぐらいはしたいし。もう2度と行けないかもしれないし。戸田にいるK藤ちゃんにTELして会った。前日の高島さんとの密会で体だるいながらも笑顔で送り出してくれた。俺の衣服はTシャツ2枚&タンクトップ1枚&トランクス2枚のみ。靴下も雨具もなし。防寒対策夏だと甘く見てしなかった。これが後で大変なコトに…。企画はきちんと衣服はもっていきましょう。特に夏以外では、ホッカイロ、手袋、フリースなどは必需品です。

S久間と2時ごろ合流し、いきなりマックの65円バーガー。いつお金なくなるかわからないので切りつめ。失敗したのは銀行のカードと現金しか持っていかず、振り込めなかった点。「あさひ」は埼玉越えるともうないのよね。20万近く財布の中に持ち歩いてた。全国的に銀行は都市にしかない。東京は全部都市だと思ってもらっていい。例えば、鳥取なんかは鳥取、倉吉、米子以外は田舎。それと違って郵便局はどんな田舎にもある。郵貯のカードがベスト。大宮〜春日部は我が埼玉が誇れる場所で車が多い。景気づけに春日部でビール買った。当然発泡酒。ちりも積もれば山となる。危険なので企画中昼間から酒飲んでチャリをこぐのは絶対やめましょう。ブロイはうまい。淡麗は薄い。小渕で曲がって国道4号線に入った。首相が替わっても地名は変わらない。4号線は青森までつながっており、ずっとこれを通ることになる。800kmが1本でつながっていると思うと感動し、気合い入る。CDウォークマンもっていき、フロントバックに入れてリズムとりながら走った。CD24枚も持っていって気分が良かったが、チャリのこと、揺れる揺れる。音とびしまくり。途中で音が途切れると気分も途切れ、これが続くとキレはじめる。しまいには高橋尚子のようにイヤホンを投げる。(ちなみに、北海道で「投げる」とは捨てること。)あんまり大きい音にすると車にひかれるのでいけません。S久間とはかなり差が開いて栃木の小山止まり。チャリは足が慣れるまで大変だ。1日目は50〜60kmがいい。Joyfull知ってる?九州ならどこでもあるファミレスのくせに580円でとんかつ定食、チキン南蛮定食とか食えるし。1回は行ってみるべし。デニーズの激安バージョン。今はここでとんかつ定食!「こんばんは、Joyfulへようこそ」どんなに方言に磨きがかかった栃弁でもこの合言葉は変わらない。満腹でうちわ扇いでるところにS久間登場。お疲れでビールおごると顔にやける。隣の向こうに視線送ると合コンチック。にらみをきかせる二人。いいなあ・・・。テン場探しに苦労したが祇園城跡になった。城跡・駅など公共の場は安全で静か(?)なのでどんどんとまりましょう。それにしても1人用テントに2人で寝ようとしたS久間っていったいい。紀香モルトサワーと生酒で語らう。僕の日本一周はこうして酒から始まった・・・。


7.22 小山〜白河 2日目 こぎげにじゃんぽん

「小山」って何と読むでしょうか?あの人の名前じゃありませんぞ。桜金造「小山ゆうえんち〜」でお馴染みの「おやま」です。初の1人用テントはかなり気持ち良かった。個室同然。外から何も見えないし(???)ロールマットがテント幅より小さく、地べた寝同然だったけどあまり気にしない。朝食でS久間と1L低脂肪乳分ける。牛乳は便秘にならないし、栄養もとれるので1日1Lぐらいはとるべし。「すがきやラーメン」隠れた存在だが名古屋では知らない人はいない。喰らう。かつお&にぼしだし。宇都宮で遊園地に侵入して持参したホースで水浴びする(もちろん休み)。周りの目で恥ずかしいところを逆に誰か見てくれと願う自分が好き。カップルに見せつけた。宇都宮越えると田舎になり氏家で西さんにTEL。GUSTO寄って昼メシ。実家超近くらしい。客の会話方言まる出し。ルーツわかった。かんぴょうに乾ぴゃい。(さぶっ!)Gustoは基本的に全国にあるし、使える。ドリンク全種類制覇は当たり前。飲み放題はモトを取らなきゃ意味がない。黒磯あたりから福島との県境にかけて長いアップダウン。県のルーツは昔の国で地形がもととなりそれが決まったのではないだろうか。東北の県境は峠っぽい。白河に僕の母の妹がいて今日はそこでお世話になる。迷ったけど何とか…。犬がいてほえまくり。犬以下のような気がして犬に「こ、こんばんは〜初めまして」風呂入って、ビール飲んで…二時間後S久間到着。暗い中、パンク2回したらしい。さすがにかわいそうだと思った。S久間の1杯目のビールを飲んだ後の顔が何ともいえない。今度見てみて下さい、爆笑間違いなし!


7・23 白河〜白石 3日目 水欲の東北

 体もなれ、夢の中でもチャリはしってるようだった。ツーリング依存症。そう、遊園地でコーヒーカップに乗った、柔道でしめ落とされた後のあの感覚。誰も手つけられん。16歳のいとこが働いていて冷蔵庫の横に「がんばれ、俊くん」と。うれしくて涙出そうになった。いとこって小さい時とは別な感じで大人になってもいい感じなのが理想。

 さーて、出発。ウー茶凍らせたやつ10kmぐらいで全部とけた。それだけ暑い。かなり食べて栄養補給したので体力はバッチリ。ただ、水を体が欲していて水浴びしまくり。夏のチャリはホース必需品!人間の4大欲求。最後は「水浴」だー!郡山の葬式やっている目の前に座ってGGK(ガリガリ君・命名・山本哲也)なめる。水浴びも。案の定、注意された。アサヒビール工場前でサッポロ冷製辛口を飲んだ。これ見よがしに。サッポロへの思いを込めて。北海道上陸までは日本一周というよりも北海道西チャリのメンバーと28日に合流することしか考えていなかった。「道の駅あだち」で250円ラーメン発見。ラーメンがライフワークの僕としては当然出陣。野方ホープに似てて少し得した気分。福島市内のヨークベニマル(イトーヨーカドーのパクリ)で試食しまくり。ツーリング中は試食で食いつなぐのは常識。店内を何度も周って店つぶしちゃおう!隣のスポーツ屋で念願のジャケット(?)買う。Gore-Texなんていいもんは買えん。100円サワーで酔っ払ってて店員&客がいなくなった・・・。桑折、なんと読む?「こおり」です。「宮城県」の標識に感動。奥地に来たもんだ。東北だ、山だ、田舎だー!白石のイレブンで旭川の「兄貴」と出会う。今日東京からヒッチハイクしてきたそう。差を感じる・・・。白石城の公園がテン場だったけど、やばい人発見。歩きで札幌〜東京〜鹿児島縦断してるおっさん、おかしいよ。シュラフ?銀マ&テントなし。タウンページの後ろの地図をやぶってマップル代わりにしてた。尊敬してやまない。まだまだ及びません。夜ガストでHot Drink飲みまくり。「血液循環」とか「健胃」「睡眠促進」とか・・・おもろい。一時間ぐらい寝てた。オーストラリアの大友からTELあり。海外と国内でもチャリってる。不思議な気分。元気で何より。


7.24白川〜平泉 4日目 五十嵐美由紀

テントの中だと暑すぎて気付いたら外で寝てた。出発前、朝から全身ビチョビチョに。地元蔵王ののむヨーグルト。せっかく来たのだから、もう戻れない1回限りのその土地との出会いなのだから、お金を気にせず、やることやって食うもん食っておきましょう。岩沼でS久間TEL「頭痛いよ〜」日射病か?(後、この心配が無駄だということに気付く)宮城は一ノ蔵をはじめ酒がうまい。スーパーでビールは買わない方がいい。冷えてないから。コンビニか酒屋がいい。炎天下でキュッ!とのどにさえわたるビールは最高!先に入ってたGustoでS久間が後から来てドリンクバー交互に飲む。バレないバレない。S久間猛獣のようになっていた。俺より食う。飲む・・・。名取川で名取裕子を想像してしまうのは金八先生の見すぎだろうか。(今度ものまねやってあげます)?仙台も、宇都宮も、後行く盛岡も4号線上はしょぼくてスルー。古川で雨降る。待ちに待った瞬間。昨日の雨具使える。今度はあまりの寒さに身の危険を感じ、ジャージを買う。380円。ヨークベニマルの五十嵐美由紀さんがおつり710円なのに7100円くれそうになった。「私は天然じゃない」うそつけ。天然といえばS久間。俺の難しいボケに天然ボケで返すもんだからだれもツッコム人がいない。仕方なく俺が突っ込む。すかしっぺって言わないからすかしですよねえ。そこには隠す文化=日本文化が見える。屁=文化なのだ。ずんだラーメン食おうと思ったけど枝豆をすりつぶしたやつだというので却下。黒生(まずい、もう2度と飲まん)をレジうった後、氷水の中に入れて出してたら店員不審そうに見ててうれしかった。夜8:30なのに岩手に入りたい一心でナイトランした。赤点滅ライトだけだったので危険。おまけに周り何も見えなくてつまんない。結局ナイトランはしてはいけない。いや、するな。企画だとメシ作って風呂入ってワイワイ楽しむ時間があるから夕方には切り上げるのがベスト。リトルスターってコンビに発見。アメリカ国旗のパクリ。岩手入り!一関のローソンで大の字になって寝てたら「衛生上、安全上良くないので・・・」俺がいて汚くなるか、何か事件でも起こるか、コノヤロー!待ってるとS久間通過。呼んでも聞かない。完全にいっちゃってる。意識とんでる。「Milky Way」ファミレス駐車場で裸になってた。冷静になれ。1人500円でスープ・サラダバー・ライスお替わり自由。店員警戒しながら食べてスリル満点!当然1人分しか頼みません。平泉駅静かでトイレの水で風呂(?)入り、昨日おじさんにもらった泡盛飲んでドタンキュー。こんな歴史的なところで寝るなんて・・・奥州藤原氏の仲間入りか?


7.25 平泉〜紫波 5日目 かおりねえさん

よほどナイトランで疲れているせいか、電車の音がしてもぐっすり。テントはらず、シュラフから出てトランクス1枚だったので微妙に恥かし。男の人なら分かりますよね、この気持ち。おばちゃん見物してんじゃねェ。金もらうぞ!ローソンでS久間が「店用」と書いてあるクーポン券パクッて即使う。全国的に最近セブン・イレブンよりもローソンの方が多い。時間が迫っているので中尊寺行かず。前沢牛も食えず。「須恵器、土師器(ちなみに“はじき”)盗まないこと」この辺は遺跡が多い。金なくなったら掘って質屋に売ろう。花巻は宮沢賢治の故郷。石碑行って「雨にも負けず…」詞ってきた。普通に子供が遊んでてさびれてる。それとわんこそばの発祥の地。盛岡じゃないのだ。一番の老舗「やぶや」行ったが3000円!高すぎで去年来た井上に聞いたらそんなにうまくないみたい。代わりに100円のソフトクリーム。クリーニング屋の。Gusto入る。これからの昼の定番。焼きギョーザ+ライス大盛り+スープバー+ドリンバー=399円!できるだけ長くいること。今日は自然人の東北の新江戸というべき朴田さんの実家を通る、予定が暗くなってきたので寄らしてもらおう、とS久間と暗黙の了解。S久間「薫姉さんの母校あるよ」行くしかねえだろ。女子校生見るたびに薫姉さんの3年前とダブらせてしまいなぜか興奮。声かけて写真とってもらったら、どんどん職員室の先生が出てきて不審そうに監視。がもう先生から声かけられ、薫姉さん知ってるらしい。「かおりんによろしく」満面の笑顔。ハンドボールコートに行ってS久間を薫姉さん役にしてキーパーに立たせ倒れこみシュート!はしなかったけどポーズ。警備員登場。ハイテンションで語ったら好青年だと誉められた。浮浪者なのに。その時、人生で一番きれいな虹が。でっかい虹が2つ並んでいて、青春する。薫姉さん家は4号線沿いの紫波のローソンを左に入ったとこ。近所の人に聞いてやっと分かった。アポなしなので顔見れればいいという感じだったけど、母さんが出てきてすぐシャワー浴びさせてくれた。かなり美人。目が似てる。薫姉さんお気に入りの猫、チャッピがサウスポーでひっかいてきた。この凶暴性は誰に教わった(失礼)?犬のジャックも妙にほえてた。ビールとやき鳥をいただき、父ちゃんとも語る。家では「かおり様」と自分が呼んでいるらしい。わんこそば作ってくれ、感激。成人式の写真を見せてもらった。フッフッフッ。ふっかふかの布団で寝させてもらう。それにしてもS久間のイビキはうるさい!


 

7・26 紫波〜十和田 6日目 いっちゃった

父母共にお勤めなのにおにぎりいっぱい作ってくれた。アンコールにこたえて再び「一杯のかけそば」テーブルに出されたもの全部食った。旅する時は遠慮すると失礼だし、食いだめしといた方がいいし。朴田家のみなさんのおかげで今日は雨だけど気分は最高潮です。アポなしで訪れた僕らをこんなにもてなしてくれありがとうございます。薫姉さん、感謝してます。しゅっぱーつ!

勢いにまかせて盛岡までノンストップして寒い中ウンコしたくなって美容室の隣のトイレでする。「髪型どうしますか〜?」「硬めで健康的な形で・・・」温度差が激しいとウンコしたくなるのはなぜだろう?この辺は数年前の大河ドラマ「炎立つ」の舞台。小手川裕子かわいかった。渋民は石川啄木ゆかりの地。歌碑前で(????)を下に、岩手山を正面に見る光景は風流。かなり田舎。アップダウン激しい。チャリで雨というのは当然、自転車本体は汚れ、サビやすくなるけど、摩擦が減りこぎやすく、開き直ってるから天然シャワーそのもので気持ち良い。夏限定だけど。ただ、パンクしやすくなる。企画だとひどい雨の時は停滞して朝からキレ飲みでもした方が無難。岩手町のコンビニで本日最後のS久間とのすれ違い。10時間も会わなくなるとは・・・。「戸」の文字が北のにおいを感じさせる。一戸しょぼい、二戸まあまあ、三戸青森入り、四戸・・・八戸までは行かず。二戸で真っ暗なのに十和田まで50km、向かう。これが悲劇を招くことに。寒さのあまり体がだるくなり、ライトもつかなくなった。危険すぎる。残り12kmぐらいで後ろの空気が抜けてきた。空空気は高圧のため、ガソリンスタンドで入れるのだが、なくて、外灯も暗く雨の音でうるさいのでパンク修理難しく・・・。そのまま歩いた。小屋みたいなとこ見つけたら犬が放し飼いにされてて追いかけられて・・・心臓ちぢむ。はじまって以来のさびしさ。「サークルK」コンビニでS久間と合流した時には1時ぐらい。「K」も東北、東海を中心に数多い。さらに中心地まで4kmぐらい歩き、風呂探し。酔っぱらいのオヤジに話しかけられ、好きだからしばらく話してたがウザくなったのでTELして逃れた。基本的に浮浪者、放浪者、旅人、ライダー、泥酔者は喜んで話しかけてくる。同朋意識があるのは明確。嬉しいんだけど先進まなきゃいけないから別れるタイミングが難しく、少し相手に悪い。旅館点々とし、たどりついたのがさらに数キロ歩いた「ポニー温泉」1680円で温泉入り、朝10時まで仮眠室で寝れる。ピンクTシャツ&しゅんTシャツ風呂で洗たくしてたら色落ちすごい。安い色物はやめとけ。S久間にならって電気風呂入りハマる。電流爆破・大仁田を擬似体験できるし(ウソ)いやせる。露天の外見ると一面田園が広がる。霧がたちこめており神秘的。終わりよければすべて良し。朝6時近くになり仮でない、仮眠室で就寝。こうして波瀾万丈の1日は幕を閉じたのだった。十和田は飲み屋街もあり、いい町。今回行かなかったが、十和田湖、八甲田山近辺は自然豊かでいいらしい。一度行ってみたらいかが?


 

7・27 十和田〜青森 7日目 本州また会う日まで

てなわけで気づいたら1:30。旅館の人もきたなくて起こしたくなかったんだろう。超早く荷作り。ここから渉外の手腕が問われる。800円の延滞料金、ねえちゃんに頼みこみ、タダに。特に地方の小さい旅館や民宿はネギれば安くなるもん。素泊りで2500円以上するところはやめときましょう。「金ないんで」「学生なんで」と言ってダメなら帰ろうとすると「ちょっと待ったコール」するとこ多い。去年は北海道で1500円で泊まった。沖縄行ったら2000円で泊まれる旅館あるから紹介します。雨の日の次の日はチャリ洗った方が走りやすい。オイルもたまにつけること(スプレーの方がよい)。スタンドの姉さんに「青森着いたら夜中になっちゃうもん」いやいや、俺らは常人のレベル超えてるから。地元のおばちゃん達が3人スタンドで車越しに会話。珍しい光景。ひたすら内陸走ってきたので海&下北半島見えた時には感動。本気で青森に。ラストで海沿い。3月の九州チャリの桜島とダブった。夕日に向かって走る。時速30kmペース。夜景になり、移り変わり最高!1回ゆーっくり日の入り〜満天の星空をじーっくりみてみて下さい。流れ星必ず見えます。ベイブリッジみたいなのあってねねぶた祭りの音楽が。フェリーターミナル着いて泣きそうになった。マジで1週間で着くんだな。ごほうびで2階でラーメン注文したけど時間ないから勝手に出る。ごめんねおばちゃん、作んの遅いんだもん。S久間ギリギリ、がビールは片手に、あった。フェリーはチャリ誰もおらず。長距離(?)フェリーは初。こんなに心地いいものだとは思わなかった。風呂あり、展望室あり、寝室あり。10時20分発2時着の最終便。エスカレーターつき。フェリー外に出てブロイで乾杯!青森ありがとう本州ありがとう、みんなありがとうー!!そんなことをS久間とずっと叫んでた。青森が小さくなっていった。本州よ、しばしのお別れだ、バイバイ。久々にテレビ見たりしているといきなり「肩もみしてあげた(???)」と。荒井さんという埼玉の方で兄の奥さんの実家の稚内でごちそうしてくれると約束。ずっと話しこむ。この出会いがあったから北海道が何倍も楽しかったし、いい思い出ができた。やはり旅の一番の醍醐味は出会いだ。どこでどんな人に出会うか分からない。他人なのにまるで昔からの友達のような感覚。これは旅がそうさせるのである。出会うことによって人間も、自分も、その地域のコトにも出会える。降りると湘南ナンバーのライダーが。かっこええ。でも俺らは「汚ないかっこよさ」をもっている。誰にも真似できない貴重な(誰も真似たくないという話も)。「は〜るばる来たぜ函館〜」と歌いながらハイテンションで道西チャリの3人のもとへ向かう2人。夜中の2:30。奴らは竹澤の青森の実家でごちそうになり、函館山から夜景を見て、もう寝ていた。悔しいから野郎2人で函館山ロープウェイ近くの神社から見たが時間遅すぎ。9時から11時ぐらいがベスト。かなり期待感もって3人の所へ行ったが・・・。


*ここからは月刊自然人9月号のT置さん「道西チャリ企画報告」と合わせてお読み下さい。


7・28 函館〜森 8日目 道西チャリのくさ

F谷、F見、T置の3人と合流。俺らにとっては感動的だが3人の出迎えは冷たい。テントに入らせてくれない。くさいから。無理矢理入ると悲鳴が・・・。早朝で明るくなっている。俺とS久間は寝ずに決起会に突入。これはこだわり。決起会がないと企画がはじまった気がしない。1杯だけだけど。この後朝市へ。「茶夢」のイカソーメン食おうと行ったが三色丼の魔力には勝てなかった。ミニで1000円。朝市は声かけられまくるが、誘いにのってはいけない。タラバガニとアブラガニの見分け方などを教わるのはおもしろいです。おばちゃん力説。寝てないので頭おかしくなっていた。宅急便で送っておいたチャリをF見がとってきてくれた。炎天下。かなり時間かかったけどとりあえず函館の塩ラーメン。駅の周りはしょぼいが五稜郭行くと栄えてた。僕の企画は副題で「ラーメンツァー」がついているのをみなが理解しているようで、ていうかみなラーメン好き(?)、1日1杯は食っていたような・・・。雑誌「るるぶ」にのってた「むつ」透き通っていて上品な味。F見がS久間を「おじいちゃん」と呼ぶ。おっさんF見。息子F谷。娘T置。あれ、俺は・・・やはり家に住みついた浮浪者なのでした。GSで空気入れて出発!T置の小久保チャリが調子悪く、直す。前半はかなり2人で行動してた。僕は昨年も函館〜札幌まで北海道チャリしてたので懐かしい。1回目は未知の楽しみ、2回目以降は懐しの楽しみがある。長万部までは一緒のルート。洞爺湖通り、有珠山の近く行ったっけなー。すごいニュース気になった。自分の故郷が噴火にあったような・・・。大沼はマジきれいです。こっから森まで右手に駒ヶ岳(これも企画後噴火したようでビックリ)が見え、きれい。昨日と同じ「道の駅Youもり」テン場。買い出しスーパー8時でしまった。地方のスーパーはこんなもん。森といえはいかめしだが食わず、キムチ鍋。野郎3人で作りメッチャ成功。今回も僕は鷹の爪携帯中。3本も入れると辛くなる。種が辛い。ちなみに沖縄のソーキそば等に入れる泡盛入りの唐辛子調味料の中味を出して食べると火吹きます。痛くて牛乳1Lは飲めます。T置の財布がなくなり重い雰囲気だったけど、そのことでチャリ事故ったら元も子もないし、終わったコトはしょうがない。全てを良い方向に考えた。企画にアクシデントはつきもの。それにしてもかわいそうでならなかった。


7・29森〜長万部、9日目 小川範子

僕とT置で警察に行く。現場検証もした。早慶戦のとき以来、警察は信用していなかったが、地元の警察はいい人。気持ちを理解してくれた。「はぐれ刑事」の藤田まこと=安浦刑事じゃなきゃ。小川範子娘役だし。(早大社卒)。八雲のあたりから北海道らしい光景。右手にずっと海。道が広く走りやすい。ケンタッキーの実験農場ある。ぐずついた天気。去年もここで雨だったんだよなー。長万部の小学校で寝て、お世話になったのに勝手にスリッパパクったっけなー。三人ともすでにかに飯を食べており、うらやましい。今年はいろいろ聞いて、長万部近くの文化センター泊。玄関の前にテントをはる。温泉で一週間ぶり(白河以来)のランドリー。においがない服に違和感を覚える。もともとだが必ず臭いを確認するくせが・・・。長万部は東京理科大もあります。かにめしで有名な「かなや」が学食を作っているそう。食いてぇー。


7・30長万部〜岩内、10日目 バンザイ三唱

今日は倶知安まで行って羊蹄山のふもとに寝ようかなと思ったが、女の子(?)2人の希望で山のほうには行かずに日本海側に出ることに。「ふたまた」駅が。道の駅「くろまつない」でハムの試食する。ソフトクリームがやたらうまい。五人で一本食べただけなのにイスに居座る。寝た。チャリに外付けしておいた白河の泡盛(まだあった!)が道の駅の人が開けたシャツターによりビン割れて黒松内のお酒もらった。東京の居酒屋で飲んだことあり、ラッキー。でもこの後走ってたら道に落ちて割れた・・・。ビンは外付けするもんじゃない。バックの中に入れて割れるケースもあるから注意。蘭越でF見とメロンの試食をした。オレンジ色でみずみずしい。ほほがおちそう。夕張だけではない。北海道の内陸ではどこでもメロン作っている。休憩した所にカラフルな花あり。T置さんを畑の中に立たせて写真をとる。いやいやながらもやってくれるとこるがいいとこ。野郎三人でバンザイ三唱。この企画の恒例行事と化していた。変体チック。さわやかであったF谷も一緒にやっているところがポイント。遠く羊蹄山に別れを告げて岩内へ。「弁慶伝説」で有名な電電海岸通る。岩内はF見曰く「中途半端な都会」やたら噴水に金かけてて血が騒いだ。去年の北チャリゴールの時大友と札幌駅前の噴水でトランクス一丁で泳いだ記憶が・・・。僕のサイドバック盗まれたと思ったが地元の子が拾ってくれ、お菓子差し入れした。美術館の横でおやすみ。


7・31岩内〜余市、11日目 オスコイ伝説

待ちに待った積丹半島一周。自然がそのまま残されており、4年前に国道が全道開通したこともあって人の手が加えられていない。ルートを考えた時、「自然」をテーマにした場合、遠回りながら積丹を入れたのは当然。オスコイ伝説の発祥の地、神恵内。道の駅の名前だ。「オスコイ」は次回明かされる極限の浮浪者.お楽しみに.このたび始まって初海.観光客に混じり平泳ぎ。海入ってるだけで楽しい.積丹は伝説が多く、義経との恋に破れた姫が自殺する、というエピソードが数多くある。その一つの神威岬(かむい)はブッチしてウニ丼。やはり花より団子.。朝目の前にある海でとれたウニを2000円で食べさせてくれた。夢のよう。北海道の海は見つかると密漁でやばいがどこでもウニがとれる。狙いは干潮の岩場。やってみてください。積丹のウニは礼文と並ぶでしょう。道はトンネルが多く、危険。数年前にトンネル崩壊の事故が起きた。後ろに見える夕日がたまらん。岩もいろいろな形をしたものがあり、マウンテンゴリラの岩はそのままで笑った。余市でF谷のパンクがあったものの、温泉に入ってうなぎ食って…。バケツ貸してくれた姉ちゃん、宇宙温泉のソフトくれたおばちゃん、ありがとう。


8・1与一〜札幌、12日目 T置キレる

有名なニッカウヰスキーの工場行きたかったけど、ルート変更して、札幌ビール園に行くことになり、仕方なくブッチ。春に沖縄でオリオンビール工場に行ったし、制覇したかった。札幌ビール園は去年二回行った.小樽の町はアップダウンあり、チャリだと苦しいが、都市のわりに落ち着いている。駅にチャリを置き、自由行動。回転寿司食べて、(ケッコーいいネタ作っとる。東京のそれと比較しちゃダメ)ラーメン「初台」に向かう。一人で。玉さんはじめ、みなうまいと言う。隣駅まで10分近くで着き、入ろうとしたところ、休みだった。悔しい。また課題ができてしまった.しょうがなく「蔵屋」という店に入る。噂通りのうまさでとろ肉が本当に口の中でとろけてしまった。大満足。みんなはそれぞれ自分の道で食っていた。チャリパンク直して走るとまたパンク。ビール園に遅れないことで頭いっぱい。石原裕次郎記念館なんて目に入らん。さすがに道路渋滞気味。道行くドライバーにピースを送ると楽しい。大抵無視されるがその分返してくれた時、うれしい。とばしすぎてT置キレる。やりすぎたけど、これを越えると後が楽になるという親心だと思って許してください。ビール園行けず、サッポロファクトリー「麦羊亭」へ。サッポロクラシックビール(北海道限定)半額で思う存分飲む。打ち上げ気分。札幌駅寝もなつかしい。すすきのラーメン行くといって出たが100m先の路上でつぶれてた。よく貴重品盗まれなかったなー。誰も近寄らない証拠?


8・2 札幌〜滝川 13日目 向かい風はひまわりのため

 みんな疲れがピーク。この時点で予定にあった利尻・礼文は行かない方向になっていた。内陸もはしりたかったので北竜―留萌ルート。直線道路日本の12号線29.2kmは混みそうなので裏街道で。札幌時計台の前通ったがいつ見てもしょぼい。早稲だの大隈講堂の時計の方が何倍情緒あふれてるか。札幌出るとそこは石狩平野。周りは田んぼ、遠くに山が見える。線路と平行にはしっており、ほとんど無人駅。月形温泉前のラーメン屋「むつみ屋」雑誌や新聞で賞をとった店でテレビ東京の貧乏脱出大作戦にも登場していたとこでもある。みそラーメンなんだけど白いスープでおそらく牛乳が入っていた。うまい、の一言。綱足から一人でチャリで来た中学生あり。やせてて眼鏡かけてかわいい。恥ずかしがってた。俺らみたいな大人になっちゃダメだぞ。あまりの向かい風に北竜まで行かず、滝川止まり。「滝川ふれあいの里」近くのトイレ横テン場。海洋センター1時間250円で手ぶらで行ってもOK安すぎ。明日の楽なルート教えてくれたし、是非川下り行ってみて下さい。みな寝静まり愛場とLovePlaceTalkをして就寝。もっといっちゃった企画にすることを心に誓う。


8・3 滝川〜小平 14日目 ひまわりとたまおき

 「妹背牛」何と読むでしょう?「もせうし」北竜はひまわりの町。街灯や郵便局などすべてひまわり。日本一のひまわり畑で真ん中にT置さんを立たせて再び万歳三唱。俺らとひまわりのギャップもおもろかった。F見はカメラ屋出バイトしてただけあって写真とりまくってくれた。ひまわりの種で絵が書かれており当てると商品(旅行?)がもらえる。4万粒ぐらい。数えたけど100ぐらいで訳わからん。あまりの気持ち良さにロング缶飲む。鏡買ってこの日から少しはおしゃれに、なるわけない。裏道でいよいよオロロンライン。小平でオロロンに入ったら標識に「稚内」の文字。いよいよ、と気運が高まる。こっからは左手が海で何もない。20〜30kmおきにちょっとした店があるだけ。どっからでも夕日がきれい。日本一周してやはりこの道は大好きだし、印象に残る。夕焼け(日の入り後)メチャきれいで感動。ローソンの玄関にたきぎが売っており、浮輪など海グッズがいっぱい。派手だった。やっと3人でテントに寝させてくれた。といても勝手に入っただけだけど。と同時に自分の1人用テントにT置臭をしみこませるコトも目的だったんだけど。


8・4 小平〜初山別 15日目 夕日

 ずっと言っているとおり、僕はラーメン好きで、いずれラーメン屋を開業したいと思っている。この日の朝は特製みそラーメン。岩内以来、ここはゆずれない。ラーメン奉行。大好評で、「今度ウチの店に来てね」天塩まではゆるやかなアップダウン多し。下りの勢いを利用して上ると楽。羽幌でS久間と海入る。当然チャリコスチュームのまま。この時期しか北海道は海入れないのでいい思い出。羽幌温泉でビール飲み放題があり、引かれたが、ふりきってすすむ。初山別で商店で少し米を分けてもらい、日本で3本の指に入るという天文台のふもとで寝る。ベストオブ夕日で、5人で黄旨た。時間が止まるとはこういう時を言うのだろう。このキャンプ場は無料だし快適。


8・5 初山別〜稚内 16日目 オロロンサロベツ輪っか内

 20km先の遠別で朝食。セイコーマート。北海道ならどこでもあるコンビニ。コンビニのくせに割引多し。コーラ58円とか500mlペット100円とか……日替わり弁当あり。カード出せばポイントたまって何かもらえる。セイコーマートが本州進出してきたら他のコンビニつぶれるだろう。天塩以降は電柱も家もない。あるのは道だけ。地平線の彼方に車が沈んでいく。70kmの間にあるのは1件のレストランだけ。サロベツラーメンうまし。リアカーでオロロン歩きしてる女子大生発見。くるってる。そこから稚内までは本気で走る。いっちゃって気持ち悪い。利尻が間近。きれい。稚内のおばさんの家の着き、極楽。食べ放題、飲み放題。盗難ないから玄関開けっ放しらしい。ジンギスカンうますぎ。何kg食っただろう…。


8・6 稚内〜宗谷岬 17日目 感動の最北端

 稚内から宗谷岬までは30kmぐらいあるのだが、ピストンした。いよいよ最北端。朝食も豪華。からみ(荷物つけないこと)だし、楽。稚内空港前通過。日本最北セイコーマート。最北…。ゴールの時ってひたすら真険で声が出ないもん。着いて何ともいえない感動。ホースをゴールラインにする。ライダー多くて観光地。四家が5匹くらい泳いでるのにはビックリした。やはりラーメン食って家族に板に書いたハガキ送って…帰りはリラックス。最北祭りの花火見て大満足。ちゃんちゃん焼き食ったし。安ど感でつぶれた。S久間飲み続ける。こうして道西チャリ無事ゴール!と同時に東日本縦断、メッチャ良かったです。